公益財団法人松下幸之助記念志財団の松下政経塾とPHP研究所は、2025年11月3日に開催した首長キャリアサミット「LEADERS(リーダーズ)」を編集し、首長(知事・市長)のキャリアやリーダーシップを扱うWEB記事4本と動画4本を一挙に公開しました。記事は松下政経塾公式サイト、動画はYouTube「松下政経塾チャンネル」で閲覧できます。
公開されたのは、宮城県の村井嘉浩知事、茨城県ひたちなか市の大谷明市長、広島県三原市の岡田吉弘市長の各回に加え、東京都立大学の佐藤信准教授と松下政経塾塾頭(前・岐阜県関市長)の尾関健治氏が首長のリーダーシップを解説する回の計4本です。首長を「自治体経営者」と捉え、そのキャリア形成や意思決定の考え方を、幅広い層が学べる形に整理した点が特徴だとしています。
村井知事は2005年の知事初当選から現在6期目、大谷市長は2018年初当選で2期目、岡田市長は2020年初当選で2期目とされ、登壇者の経歴の違いも比較材料になります。あわせて、松下幸之助の著書『指導者の条件/決断の経営』が2025年12月に刊行50年を迎え、累計100万部超であることも紹介されています。今後は、公開コンテンツが首長志望者や自治体職員、地域で意思決定に関わる層の学習素材として継続的に活用されるかが焦点になります。
