売れるネット広告社グループ(東証グロース9235)の連結子会社・売れる越境EC社は、英語圏インフルエンサーを活用したSNS施策サービスを始めました。対象は米国、英国、カナダ、オーストラリアなどで、SNS施策から購入導線まで一貫支援します。英語圏は越境ECの市場規模と購買力が大きい一方、日本企業にとって言語・文化・マーケ手法の違いが参入障壁になりやすいとし、現地で影響力を持つインフルエンサー起点で購買に結び付ける設計で対応します。インフルエンサーの選定に加え、反応を得やすいコンテンツ構成、インバウンド施策、ランディングページ最適化、データに基づくPDCAを提供し、再現性を訴求します。背景には中国版TikTok「抖音」を中心とした越境ライブコマース支援やKOL/KOC活用の経験があり、グループの成果報酬型広告運用やSaaS「売れるD2Cつくーる」の改善基盤も活用します。連結業績への影響は現時点で軽微としつつ、2026年7月期にはプラス寄与を見込むとしており、短期の導入拡大から中期のプロダクト化、長期の標準モデル確立へつなげる方針です。
