岡山大学(岡山市北区)の大学院社会文化科学研究科(博士前期課程)の夏山詩音さんが、文部科学省(日本ユネスコ国内委員会)の「ユネスコ研修プログラム」第4期派遣生に選ばれ、2026年1月から1年間、フランス・パリのユネスコ本部教育局で研修します。12月18日に那須保友学長を表敬訪問しました。
同席したのは、横井篤文副学長(グローバル・エンゲージメント担当、ユネスコチェアホルダー)と、指導教員の黒神直純教授(学術研究院社会文化科学学域〈法〉)です。制度は令和6年度に始まり、ユネスコ事務局(地域事務所を含む)で原則6カ月以上、最長12カ月の長期研修を通じ、国際機関で活躍できる人材育成や地域活性化への貢献を狙います。夏山さんは「ESD(持続可能な開発のための教育)」を担当します。那須学長は国連機関で働く経験とパリの文化的環境を生かすよう激励し、夏山さんは得た知見を学内へ共有する考えを示しました。研修成果の学内展開が次の焦点です。
