企業ブランディングや研修を手がけるイマジナは12月26日、東京・麹町の本社で大学生・大学院生向けに「EQ(人間力)向上×自己理解ワークショップ」を実施しました。所要時間は120分で、参加者は早稲田大学などの学生が中心でした。

背景には、就活で親が内定先に関与する「オヤカク」が広がる一方、経営者・管理職である保護者が「学歴は高いが正解のない問いに立ちすくむ」「失敗を恐れて挑戦しない」といった課題感を抱き、参加を促した事情があるとしています。

当日は就活テクニックより「プロとしてのあり方」を扱い、脳科学や行動経済学の視点を交えて説明しました。例として、感謝や挨拶を信頼や情報獲得につながる行動と位置づけたほか、GRIT(やり抜く力)を「1.01の365乗=37.8」「0.99の365乗=0.03」という数値で示し、継続の差が成果を分ける考えを伝えたといいます。終了時には質問が相次ぐなど、受動的だった空気が変化したと同社は述べています。今後は2026年1月から東京・大阪で定期開催を予定しています。
【イベント情報】
2026年1月27日(火)18:00〜20:00 東京
2026年1月28日(水)18:15〜20:15 大阪
https://www.imagina.co.jp/

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