千葉県銚子市の犬吠埼エリアにある宿泊施設「あかつきの宿 大徳」(銚子市海鹿島町5250)が、新体制で2025年12月27日(金)にリニューアルオープンします。全客室から太平洋を望める立地を生かし、銚子港で水揚げされた魚介を中心とする磯料理と、24時間利用できる大浴場を柱に据えます。
同宿は海鹿島海岸まで徒歩約40秒の距離にあり、海水浴や磯遊び、釣り、散策といった海辺の滞在需要を見込みます。日の出については、冬場は海岸の丘から昇って見える時期がある一方、屋外に出れば水平線からの眺めも楽しめるとしています。食事は季節の刺身や金目鯛の煮付け、鰯料理などを例示し、黒潮と親潮が交わる漁場を背景に港町の食の魅力を訴求します。
大浴場は「パール風呂」と「古代ひのき風呂」の2種類で、男女日替わりのため夜と朝で異なる湯を利用できる設計です。運営は老舗旅館「割烹旅館清都」の監修を受け、接客、料理、衛生管理の整備を進めたとしています。今後は交通アクセス(海鹿島駅から徒歩8分、佐原香取ICから約60分)も含め、犬吠埼周辺の観光と組み合わせた宿泊需要の取り込みが焦点になりそうです。
