ショート映画配信サービス「SAMANSA」は、2025年公開作品を対象にした年間人気作品ランキング(集計期間:2025年1月1日~12月23日)を公表しました。1位は18分34秒の『空いている部屋』で、上位10作品には3分作から24分作まで短尺の作品が並びました。

ランキングは年間視聴数と満足度調査を基に集計し、2位は14分29秒の近未来スリラー『死のトンネル』、3位は10分12秒のホラー『誰?』でした。4位『ジレンマ』(10分2秒)、5位『悪魔』(23分2秒)に続き、VAP制作の『ヒロシの心霊キャンプ:第1話』(24分2秒)が6位に入り、国内制作枠の存在感も示しました。

同社は2025年の傾向として、通勤中や就寝前などの「隙間時間の没入」が支持された点や、ブラックコメディから社会派ドラマまで「ジャンルの多様化」が進んだ点を挙げています。サービスは月額490円で、2025年10月時点の配信本数は500本以上、作品尺は30分以下に限定しています。

今後は2026年にSAMANSAオリジナル作品の公開を予定しており、視聴スタイルの変化を踏まえつつ、海外クリエイター作品を国内に届ける取り組みを継続するとしています。

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