株式会社スーツ(東京都千代田区)は、AIタスク管理・プロジェクト管理ツール「スーツアップ」で、2026年に創業50周年を迎える企業を対象に、導入支援を3社限定で無料提供します。対象は2026年1月1日〜9日に無料お試しへ申し込み、チームでのタスク管理導入を予定する企業で、支援は代表の小松裕介氏が担当します。狙いは、中小・中堅企業やスタートアップなどでタスクを「見える化」し、生産性向上につなげることです。
背景として同社は、進捗確認に伴うコミュニケーションコストが膨らむ点を課題に挙げます。例として、社員30名の会社で上司・部下が1日2回、各8分の確認を行うと、営業日20日換算で月119万円のコストになるとの試算を示しました。併せて、ヌーラボの調査では、チームのタスク管理に「専用ツール」を使う割合が11.7%にとどまり、メールやカレンダー、手書きメモ、ビジネスチャットに偏りやすい現状も示しています。
今後は、節目の年を機に業務改革や新規施策が増える企業で、プロジェクト進行や期限管理の標準化が進むかが焦点です。スーツアップ側は7日間の無料お試しを設けており、導入支援の効果が他社の利用拡大につながるか注目されます。
