認定NPO法人3keysは2026年3月2日、若者の孤立と居場所をテーマにした第28回「Child Issue Seminar」を東京都千代田区の日比谷図書文化館で開きます。基調講演は筑波大学教授の土井隆義氏が担当し、全国4,000人の思春期世代調査結果と合わせて議論します。

子ども・若者支援では「つながり」を促す施策が広がる一方、過度な関係性の要求が「つながりに疲れた」層を周縁化する可能性もあります。セミナーは「つながらない自由」や「ひとりでいても安心できる居場所」という観点から、若者が自らつながり方を選べる社会の条件を検討します。

当日は、北海道大学の加藤弘道氏、早稲田大学の白田好彦氏が調査報告を行い、3keysは「非交流型居場所」に関する5年間の実践を報告します。第2部の討論には、こども家庭庁の大山宏氏や元港区子ども家庭支援センターの保志幸子氏らが参加し、「非交流型居場所とは何だったのか」を論点に行政・現場・研究の視点を交差させます。

参加は会場無料で、後日アーカイブ配信(1,000円)も予定されています。孤立対策が量的拡大に向かう中、つながりの設計を「参加できる人」基準にしない議論が進むかが、今後の焦点になりそうです。

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