特定非営利活動法人全国こども福祉センター(名古屋市)の理事長で大学教員の荒井和樹氏が、新刊『能力社会から共同体自治へ』を刊行し、2026年1月11日13時30分から名古屋市中村区で出版記念講演会と交流会を開きます。参加費は1,000円、定員は40人です。
本書は、能力主義・成果主義や「自己責任」を強く求める社会構造が、孤立や生きづらさを生むという問題意識を背景に、支援する側/される側の二項対立を超えた「共同体自治」という社会像を提示するとしています。共同体自治は、地域や関係性の中で当事者が合意形成し、自分たちの暮らしを運営していく考え方として位置づけられます。帯文・推薦文は東京大学の斎藤幸平氏です。
荒井氏は同センターで2012年7月の設立以降、子ども・若者との継続的な実践を重ねてきたといい、現場の知見を議論に反映したとしています。講演会では講演と対談、質疑を通じて、社会の息苦しさをどう乗り越えるかを参加者と考える場になる見通しです。
