Polimill株式会社(東京都港区)は2026年1月5日、行政向け生成AI「QommonsAI」を報道機関向けに提供開始しました。全国約1,700自治体の議会議事録・行政文書を横断検索し、質問入力後は最短5秒で回答生成を開始するとしています。月額料金は税別8万9,000円で、10アカウントまで利用できます。背景には、地方支局の縮小などで全国の議会動向を継続的に追うことが難しく、調査に数週間〜数か月かかる場合がある点があります。同社は、回答を記事化するのではなく、発言・日付・議会名など一次情報を出典付きで構造化提示し、取材先の当たりを付ける用途を想定します。技術面では、独自開発「LawChunker」による法令検索や、自治体文書を8地域に分散管理する仕組み、AWS国内リージョンでの処理を掲げ、用途に応じて複数AIモデルを切り替え可能と説明しています。今後は、報道現場での定着が進むか、一次情報提示の精度と運用面の透明性が利用判断の軸になりそうです。

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