フィジオロガス・テクノロジーズ(神奈川県相模原市)はシリーズAラウンドのセカンドクローズとして、2025年12月末までに第三者割当増資で資金調達を実施しました。新たな引受先は京都大学イノベーションキャピタル(京都iCAP)とちば興銀キャピタルパートナーズです。調達額は公表していません。資金は在宅血液透析装置と消耗品の設計・開発、試作、非臨床試験に充てます。非臨床試験には電気的安全性、電磁両立性(EMC)、生物学的安全性などが含まれます。同社によると国内の末期腎不全患者は約34万人で、クリニックでの血液透析は1回4時間・週3回が標準とされ、時間的制約が大きい一方、在宅血液透析の患者は約800人にとどまります。背景には在宅専用装置が乏しく、大型装置の自宅導入には配管や水質管理、警報対応などが必要で運用が難しい点があります。同社は北里大学の研究成果を基に、尿毒素を吸着除去して透析液を装置内で再循環させ、小型で安全な在宅専用装置の実用化を目指します。今後は試験結果を踏まえ、開発の節目ごとに臨床・事業化フェーズへ進む見通しです。【イベント情報】
InnoVision2026(シンガポール)2026年1月26日(月)・27日(火)
https://www.kyoto-unicap.co.jp/inno-vision2026/

Share.