株式会社CS Technologies(東京都千代田区)は、生成AI議事録ツール「ギージー(Geasy)」を開発・運営する株式会社and it(東京都江東区)の株式を取得しました。Geasyは誤字訂正率98.7%、話者分類正当率99.9%を掲げ、議事録作成の効率化に加え会議データ活用を広げる方針です。
両社は、CS Technologiesのシステム開発・DX支援と、and itの生成AI実装の知見を組み合わせ、会議業務の自動化だけでなく「意思決定を支援するAIプラットフォーム」へ進化させる構想を示しました。働き方改革や生産性向上を背景に、会議後の議事録作成が多くの現場で負担になっている点が狙いです。
Geasyは、音声認識・話者分類・文章構成を分担するマルチAI構成を採用し、会議内容から要約や提案書の骨子、感情分析、PR記事、営業ロールプレイ用シナリオなどを生成できるAIアシスタント機能が特徴だとしています。セキュリティでは第三者診断の通過や金融機関のチェックを挙げ、30秒ごとの保存ロジックでデータ消失リスクを抑えるとしています。ライトプランはユーザー数無制限で月額3万円からです。
今後は、プロダクト開発やセールス、カスタマーサクセス体制の強化を通じ、過去の会議データから決定事項やリスクを示す「経営参謀AI」など会議のインテリジェンス化を目指します。周辺領域の機能拡張や提携・買収の進展が、会議前後を含む業務効率化の幅を左右しそうです。
