カタリナマーケティングジャパンは2026年1月6日、BIPROGYが同社の全株式を取得し、同日付で完全子会社になったと明らかにしました。取得比率は100%で、株式取得の完了日も1月6日です。
背景には、カタリナが国内最大級のリテールメディアネットワーク「AOUMI」の拡大を進めていることと、BIPROGYがリテール領域を中心に事業強化を図る戦略が一致した点があります。リテールメディアは小売の購買データなどを活用し、店頭・アプリ・ECなどで広告や販促を最適化する仕組みで、カタリナは食品スーパー、総合スーパー、ドラッグストア市場でネットワークを構築してきました。特にID-POSデータ(会員IDにひもづく購買履歴データ)などを基に、オンラインとオフラインを横断したマーケティング支援を行うことを強みとしています。
今後、カタリナはBIPROGYグループの中核的な役割も担いながら、AOUMIを軸にリテールメディア事業を拡大する方針です。一方で、取得金額や具体的な組織・人事、業績への影響は示されておらず、事業シナジーの具体化は今後の開示が焦点になりそうです。
