家庭料理を「作品」として評価する全国企画「第4回 重ね煮コンテスト2026」が実施されます。エントリー期間は2025年12月28日~2026年1月31日で、予選のオンライン一般投票は2月5日~2月19日、本選・表彰は3月19日に神奈川県横浜市のNANBUBASEで行われます。募集部門はスープ、煮物、バラエティの3部門です。

重ね煮は、野菜などの食材を鍋に「重ねる」順序や分量を工夫し、砂糖や油を使わずに素材のうま味を引き出す日本発祥の調理法です。皮ごと使う発想も特徴で、食材のロスを減らしやすいほか、調理エネルギーの軽減につながる可能性があるとしています。共働き世帯の増加や物価高を背景に、手間を抑えつつ健康的で続けやすい食事への関心が高まる中、家庭の食卓から時短・健康・環境配慮を見つめ直す機会として位置づけます。

審査は見た目や完成度だけでなく、作り始めたきっかけ、誰のためにどんな思いで続けてきたかといった家庭内のストーリーも対象です。大会テーマは「家庭の数だけ、重ね煮がある」で、正解を競うのではなく暮らしに根づく多様なレシピを募ります。予選はオンライン投票で進み、本選では実際に調理・試食して総合評価します。今後、家庭料理の工夫を可視化する取り組みとして、参加者層や応募内容の広がりが注目されます。

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