株式会社Acompany(愛知県名古屋市西区)は1月7日、植木修造氏を執行役員VP of Financeに選任し、ファイナンスと経営企画の責任者として財務基盤と経営管理体制の強化を進めます。植木氏は2025年6月に同社へ入社しており、成長局面で増す管理の複雑性に対応するとしています。
同社は秘密計算(Confidential Computing)関連の製品・技術提供を手がけ、データを暗号化したまま処理できる点を特徴とします。生成AIの普及や安全保障ニーズの高まりを背景に、機密データの利活用需要が拡大していることが、今回の体制強化の追い風になっています。国内ではガバメントクラウドで必須技術として取り上げられているといい、市場環境の変化が事業機会を押し上げています。
植木氏はベンチャーキャピタルで投資判断、デューデリジェンス(投資前の調査)、資金調達支援に携わった経験を持ちます。Acompanyにも投資家・社外取締役として関与し、シリーズBの資金調達完了まで伴走してきた経緯があり、資本政策や財務状況の理解を踏まえて、事業戦略と資金面の橋渡しを担う方針です。
同社は「2035年までに世界No.1の偉大なプライバシーテックカンパニーになる」を掲げており、今後はリスクコントロールと非連続成長の両立を目標に、国内外での成長に向けた財務・ガバナンスの整備が進む見通しです。
