Nordic Semiconductorは、電池駆動の小型IoT機器でもオンデバイスAIを実装しやすくする新ソリューションを示しました。中核はAxon NPU統合SoC「nRF54LM20B」、CPUで動く超小型モデル「Neuton」、開発支援「Nordic Edge AI Lab」の3点で、クラウド往復を減らして低遅延判断とプライバシー確保を狙います。

nRF54LM20BはNVM2MB、RAM512KB、128MHz Arm Cortex‑M33とRISC‑Vコプロセッサを搭載し、高速USBや最大66GPIO、2.4GHz無線(Bluetooth LE、Bluetooth Channel Sounding、Matter over Threadなど)に対応します。同社は音声分類やキーワード検出、画像ベース検出で最大7倍の性能、最大8倍のエネルギー効率をうたいます。Neutonは一般に5KB未満のサイズで、異常検知やジェスチャー認識、生体モニタリングなどを想定し、他のCPU実行型モデル比で最大10倍の小型・高速・高効率と説明しています。

Edge AI Labはカスタムモデル生成から実装までの手間を減らす位置づけで、輸送中の衝撃・振動イベントを端末上で検知し、nRF Cloudのライフサイクルサービス経由でフリートへ展開した事例も挙げました。nRF54LM20Bは特定顧客向けにサンプル出荷を開始しており、開発用途での広範提供は2026年第2四半期初頭の予定です。

【イベント情報】
CES 2026(米国時間1月6日~9日)
会場:Venetian Expo
ブース:#52039

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