ネッツトヨタ富山(富山市)は2027年秋、富山県高岡市で県内最大級をうたう「複合施設型自動車販売店舗」を開業する予定です。自動車の販売・整備に加え、飲食店やドッグサロン、コワーキングスペース、ドッグランなどを併設し、地域の交流拠点化を図ります。

新店舗は「目的地として行きたくなる場所」を掲げ、空間(ハード)・イベントやサービス(ソフト)・生成AIを含むデジタルの3面で、来店前の情報収集から購入検討、契約、購入後のアフターサービスまでの体験を個別最適化する構想です。生成AIなどの活用により、従来のディーラー運営では提供が難しかった一人ひとりに寄り添う接客や案内を目指します。

背景には地域連携の実績があります。同社は2010年から本店敷地で「ネッツ富山フェスタ」を毎年8月に開催し、来場者は3,000人超としています。また本社建物内の約500㎡のフリースペースで、スポーツのパブリックビューイングや結婚式、保護犬・保護猫の譲渡会などを実施してきました。新拠点でも地域・企業・来訪者が交わる場づくりを検討します。設計は五割一分(富山市磯部町)、施工は辻建設(富山市内幸町)が担当します。今後はテナントや運用の具体化が進み、地域消費や回遊の受け皿としての効果が焦点となります。

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