ポプラ社は2026年1月8日、角野栄子さんの幼年童話「アッチ・ソッチ・コッチの小さなおばけ」シリーズ最新刊『おばけのソッチ キャン・キャン・キャンディー!』を発売しました。定価は1,210円(税込)で、主人公ソッチが「声がよくなるキャンディー」作りに挑む内容です。

物語は、あめ屋さんのおばあちゃんと暮らし歌が好きな“おばけの一年生”ソッチが、学芸会で歌のうまいヒロくんと一緒に出たいと願うところから展開します。しかし「もっといい声になったらね」と言われ、ソッチは声がよくなるキャンディー作りに挑戦するものの失敗が続きます。そこへ空から黒雲が降りてきてソッチをからかうなど、トラブルも重なります。

本作の読みどころは、キャンディー作りの発想の自由さです。黒雲に棒をつっこんでわたあめにしたり、虹からキャンディーを作ったりと、見たことのない飴が次々に登場します。1979年刊行の『スパゲッティがたべたいよう』から続く同シリーズは、アッチ(レストランに住む食いしんぼう)、コッチ(とこ屋さんに住むおしゃれ)、ソッチ(あめ屋さんに住む歌好き)といったキャラクターで世代を超えて読まれてきました。

一方、公開されている書誌情報には作品名と異なるタイトル表記が含まれる記載もあり、掲載時の確認が必要です。今回の新刊発売で、ロングセラーシリーズの読者層拡大や関連作品への再注目が進むかが焦点となります。

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