第一生命保険は、一般社団法人環境金融研究機構(RIEF)が主催する「2025年サステナブルファイナンス大賞」で「サステナブルボンド賞」を受賞しました。評価対象は、愛知県が水害・地震対策を資金使途として発行した債券と、第一生命保険が当該債券に全額投資した取り組みで、愛知県との共同受賞です。
気候変動の影響で自然災害リスクが高まるなか、社会全体で災害への「適応策」(被害を減らすための備え)強化が課題となっています。第一生命保険によると、今回の債券は水害・地震対策に資金使途を限定したものとして日本で初めての発行とされます。資金調達を行う自治体(愛知県)と機関投資家(第一生命保険)が協議を重ね、知見を持ち寄って実現した点も特徴です。
同賞は、環境問題を金融の仕組みで解決する「環境金融」の普及・啓発を目的にRIEFが2015年から実施しており、今回が11回目です。第一生命保険は今後、運用手法の高度化・多様化による資産運用収益の向上とともに、責任ある機関投資家としてサステナブル投融資を進める方針で、自治体の防災・減災投資を後押しする資金の流れが広がるかが焦点となります。
