大和ハウスグループのスポーツクラブNASは、遺伝子分析キット「IDENSIL(イデンシル)」を展開するグリスタと提携し、遺伝子情報を基に会員ごとの運動プログラムを提案する新サービス「オーダーフィット」を2025年12月10日から一部店舗で試験導入します。唾液採取は約5分で、継続挫折の要因になりやすい「自分に合う運動方法が分からない」という課題の軽減を狙います。
総合型スポーツクラブでは施設やマシン利用が中心になりやすい一方、運動の強度や頻度が合わず成果を実感できないまま離脱するケースが課題とされています。オーダーフィットでは、筋肉・骨・体脂肪などに関わる体質傾向を遺伝子レベルで把握し、専門スタッフが運動強度・頻度の考え方や食事の摂り方を分かりやすく提案します。遺伝子分析は医療行為ではなく、診断や治療を目的としない情報提供として位置付けます。
また、検査結果の提示で終わらせず、定期面談やトレーニングメニューの見直しを標準化して伴走支援を行う点を特徴とします。あわせて共通ガイドラインを整備し、店舗やスタッフ間で指導品質のばらつきを抑え、全国で一貫したアドバイス提供につなげる考えです。
今後は試験導入の運用状況を踏まえ、他店舗への展開も予定しています。NASは、会員の運動習慣の定着と長期的な健康づくりを支える「寄り添い型」運営モデルの確立・拡大を目指す方針です。
