株式会社ナビットが全国の20代~80代の男女1000人に実施したWeb調査で、正月におせちを「食べる」は68.6%、「食べない」は31.4%でした。好きなおせち料理の1位は栗きんとんで19.4%となり、定番の中でも甘味系が支持を集めました。調査は2025年12月に行われています。おせちの用意方法は「手作りと購入の両方」が21.7%で最多となり、購入のみ(スーパー・百貨店)16.2%、手作り13.5%が続きました。購入理由(複数回答)は「手間がかからず便利だから」が369人で最多で、「購入する方がおいしいから」122人、「見た目が華やかだから」101人という結果です。自由記述では「少量で食べ切れる」「好きな品だけ選べる」といったカスタマイズ性への要望が目立ち、家族構成や嗜好に合わせた購買スタイルを求める声がうかがえます。ナビットは背景として、おせちは縁起物として語られる一方、正月三が日に台所を休ませるための保存食として成立してきた側面もあると説明しています。砂糖や醤油を多めに使う、酢で締める、加熱するなどの調理は保存性を高める工夫で、黒豆や数の子、田作りも「縁起」だけでなく保存性や栄養といった実用面が基盤にある可能性を示しました。今後は、購入の利便性を軸にしつつ、量や内容を選べる商品設計が広がるかが注目されます。

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