ジャーナリストの魂出版(東京都練馬区)の相川浩之氏は2026年1月15日、書籍『超高齢社会のエキスパート12人に聞いた 老いと向き合う生き方』を刊行します。A5判272ページで価格は本体1,500円、電子版はKindleで1,200円です。親の介護、定年後、終活まで「老い」の論点を専門家12人への取材で整理し、入口としての「老いのポータル」的な一冊に位置付けます。
背景には、定年後の準備はあっても70代・80代以降の晩年設計まで具体化する人が少ないという問題意識があります。従来の終活が遺言や葬儀など死の準備に偏りがちな一方、本書は最期まで自分らしく生き切るための備えに軸足を置き、心身の老いの理解や生活上のリスク、段階ごとの注意点を扱うとしています。晩年の意思決定支援であるACP(アドバンス・ケア・プランニング)も、65〜74歳、75〜84歳、85歳以降の段階で考える視点を提示します。
介護については、要介護状態を具体的に想像しにくい一方で対策が限られる領域だとして、「どうするか」だけでなく「どうあるか」を事前に考える必要性を掲げます。少子化で子ども世代の負担が重くなる中、老いや死の話題は親側から切り出す時代になるという見立ても示します。今後は、全国主要書店での流通と電子版配信を通じて、老いの準備を早期から具体化する読者層の広がりが注目されます。
