情報システム部門やDX推進室でツールの決裁・選定権を持つ505人を対象にしたRagateの調査で、ノーコードAI自動化ツールの利用率はPower Automateが8.5%で最多となり、Difyが5.5%、n8nが3.6%でした(2025年12月)。背景には、既存の業務基盤に沿った導入のしやすさがあり、Microsoft 365中心の企業ではPower Automateが選ばれやすい一方、LLM(大規模言語モデル)を使ったアプリ構築用途ではDify、複雑な連携や高度なカスタマイズではn8nが候補になり得ると整理しています。投資動向では、生成AI関連投資を「拡大予定」とした回答が30.5%に上り、外部委託から内製化へ移す動きが進む兆しも示されました。課題では「情報漏洩・セキュリティリスク」が42.2%で最多、「従業員のリテラシー・スキル不足」が24.9%で続いており、導入と並行した統制設計と人材育成が今後の焦点になりそうです。
