CHEMIPAZ株式会社(東京都中央区、湯田克久社長)は、コーティング用途に特化した抗バイオフィルム剤「AFシリーズ」を新規開発しました。部材に塗装することで“中間水”と呼ぶ特殊な水和構造を持つ塗膜を形成し、細菌の付着をブロックしてバイオフィルム(ぬめり)の発生を長期的に抑える狙いです。バイオフィルムは水がある環境で微生物が作る粘性の付着物で、衛生面だけでなく設備の目詰まりや効率低下など産業面のリスクにもなり、いったん形成されると除去が難しいため予防の重要性が指摘されています。同社は従来、細菌同士の情報伝達であるクオラムセンシングを妨げる「BRシリーズ」を展開してきましたが、樹脂や金属など水回り部材へのコーティングでは有効成分が水に溶出し細菌に消費され、効果持続が課題だったといいます。AFシリーズは溶出に依存せず、塗膜表面の中間水で付着そのものを抑える設計と位置付けます。同社は2026年1月28日〜30日に東京ビッグサイトで開かれる「新機能性材料展」でAFシリーズとBRシリーズを展示予定で、用途提案を通じて採用拡大を図る方針です。【イベント情報】
新機能性材料展(2026年1月28日(水)〜1月30日(金)10:00〜17:00)
会場:東京ビッグサイト 西・南ホール
小間番号:4W-A17(マテリアルゾーン)
展示:AFシリーズ、BRシリーズ(ほか銀ナノワイヤ分散液など)

Share.