大阪府泉佐野市の不動産会社・情報都市は、同市に関する統計と実地調査をまとめた冊子「泉佐野データブック2025」を発行し、調査結果のWeb版をダウンロード提供しています。人口や世帯数などの基礎統計に加え、関西空港駅利用者の動向、宿泊施設の収容数、飲食店の営業状況などを数値で整理しました。

調査は机上調査と現地確認を組み合わせ、関西空港駅の利用動向は「令和3年近畿圏パーソントリップ調査」を基に分布図で可視化し、市内主要駅での利用者の偏りも示しています。宿泊分野では市内のホテル、貸別荘、ゲストハウス、旅館などの立地と収容キャパシティを調べ、飲食店は乗り換え拠点の泉佐野駅周辺で時間帯による営業状況の変化を実地で確認しました。さらに大手3社のコンビニ出店傾向を人口・経済データと照合して分析し、未就学児施設や小中学校の配置を子育て世代の観点で重ね合わせ、子どもの多いエリアでの教育施設の充足状況を考察しています。

同社は泉州地域で総合不動産事業を手がけ、佐野湊団地では入居率を58%から95%以上へ改善し、300戸以上の賃貸住宅団地として運営してきた実績があります。地域課題である人口減少や空き家問題への対応が求められる中、同データブックが自治体・事業者の現状把握や事業計画の材料として活用されるかが今後の焦点です。

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