電子決済端末大手のPAX Technology社は2026年1月13日、スマート決済端末の無線通信規格に関する認証試験に備え、アンリツの基地局シミュレータ(シグナリングテスタ)「MD8475B」を採用しました。2G/3G/4Gに対応し、認証試験のうち無線通信試験項目を開発段階から社内で事前評価できる体制を整えます。PAX社は世界各国に端末を供給しており、国・地域ごとに異なる認証取得が求められるため、試験の前倒しによる手戻り削減が課題でした。MD8475Bはプロトコル試験、RF送受信性能試験、アプリケーション試験を1台で実施でき、GUIで試験構築もしやすいとします。さらに「SmartStudio」により試験の自動化やカスタマイズにも対応し、問題の早期発見・解決、認証取得に要する時間短縮、市場投入までの期間短縮につなげる狙いです。アンリツは今後も4Gや5Gなどの進化に合わせた試験ソリューション提供を通じ、開発・検証の高度化ニーズに対応していく方針です。
