赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表部は日本赤十字社と共に、イスラエル・ガザ紛争下の医療現場を伝える講演会「ガザの現状と平和への希求~ガザ地区 赤十字野外病院を通して考える~」を2026年1月27日18時30分から、那覇商工会議所ホール(那覇市)で開きます。会場は一般参加が可能で、ガザ南部ラファの赤十字野外病院に派遣された日本人医師らが現地の状況を報告します。紛争激化から2年が経過し、昨年10月に停戦が発効した後も戦闘が止まらない中、人道支援ニーズが高止まりしていることが背景です。ICRCがラファで運営する赤十字野外病院は、日本赤十字社を含む16社と連携し、ひっ迫する医療体制の「最後の砦の一つ」とされます。登壇するICRC整形外科医の安藤恒一氏は2023年12月以降にガザへ計6回派遣され、このうち3回は同野外病院で外傷手術などを担ったといいます。日本赤十字社の藤枝大輔氏も、日本からの資機材提供など支援の実務を説明する予定です。主催者側は、沖縄の参加者と共に「平和」や「未来」を考える機会にしたいとしており、現場証言を通じて医療・人道支援の課題理解が広がるかが焦点になります。

Share.