フェズ(東京都千代田区)は、リテールメディアソリューション「Urumo Ads」で、YouTubeのコネクテッドTV(CTV)配信広告について、広告接触と実店舗での購買を結び付けて検証できる機能の提供を始めました。テレビ画面で視聴された広告がオフライン購買に与えた影響をデータで可視化し、施策改善につなげる狙いです。
背景には、インターネット接続テレビ(CTV)の普及で広告出稿が広がる一方、購買データに基づく効果測定が難しいという課題があります。新機能では、CTV広告IDとモバイル広告IDをID変換技術で突合し、デバイスをまたいで広告接触と購買行動を分析できるようにします。CTV(ネット接続されたテレビ端末)での視聴と、小売アプリ会員の購買データを統合して捉えられる点が特徴です。
レポート面では、従来のキャンペーン別、クリエイティブ別、性年代別の分析に加え、CTV接触・スマートフォン接触などデバイス別の切り分けに対応します。同社はIDベースでCTV広告の購買検証を行う点を先進的と位置づけ、これまで把握しきれなかったCTV広告効果の見える化を目指すとしています。今後は、リテールデータプラットフォーム「Urumo」を基盤にソリューション開発とパートナー連携を進め、リテール領域の課題解決に取り組む方針です。なお、同社の従業員数は146人(2026年1月1日現在)、資本金は1億円(2025年12月末現在)です。
