ネットスターズと琉球銀行は、沖縄県で企業間キャッシュレス決済を推進する目的で業務提携し、宿泊事業者向け決済プラットフォーム「StarPay-Biz for Hotel」を琉球銀行経由で県内宿泊施設に提供します。海外旅行代理店や海外OTAで普及するVCN(バーチャルカード番号)決済に対応し、海外取引で発生しやすい請求・消込の手間を減らす狙いです。両社はこれまで、ネットスターズの店舗DXソリューション「レジレスプラットフォーム」の沖縄展開で個別に協業してきましたが、今回の提携で企業間決済領域にも連携を広げます。StarPay-Biz for Hotelは、取引管理をウェブ上で一元化でき、請求プロセスの効率化と生産性向上が見込まれます。VCN決済は、法人向けMastercard(パーチェシング・カード)を親番号に、用途別の子番号を複数発行し、利用可能額や期間などを設定できる仕組みで、請求を親番号名義に集約できます。琉球銀行は2015年にVisa、2016年にMastercardのプリンシパルライセンスを取得するなどキャッシュレスに注力しており、導入支援を通じてインバウンド対応や海外取引先の開拓を後押しする考えです。今後は、沖縄の観光需要の回復・拡大に合わせ、宿泊事業者のバックオフィス省力化と国際商習慣への適応がどこまで進むかが焦点になります。

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