株式会社グリーンメチル(埼玉県さいたま市、代表取締役・小林良太)は、医師および医療従事者を対象に、対話力と関係構築力を体系的に学ぶ教育プログラム「ドクタープロコーチングアカデミー」の提供を始めました。資本金は8,730万6316円(資本準備金含む)です。医療現場のコミュニケーション課題を、個人の経験則や属人的な工夫に依存しすぎないための「視点」と「枠組み」を提供します。医師の役割が診断・治療に加え、説明や合意形成、スタッフ連携、チームマネジメントへ広がる一方、患者側の情報量や選択肢が増え、正しい情報を伝えるだけでは納得や行動につながりにくい状況があると同社はみています。丁寧に説明しても理解に結びつかない、スタッフへの意図共有にばらつきが出るなどの課題を、性格や話し方ではなく「人が理解し、納得し、選ぶプロセス」を学ぶ機会不足という構造的課題と位置づけます。プログラムは、心や認知の仕組みを踏まえた前提整理、医療現場を想定した対話設計と振り返り、ロールプレイや事例による実践と内省で構成し、「なぜその関わり方を選ぶのか」を説明できる状態を目標に据えます。取締役COOの匂坂仁哉氏は、話し方を変える場ではなく関わり方の前提を見直す学びの場として、自己理解を深めたうえで他者との対話に向き合えるよう支援すると述べました。今後は、同社の医療クラウド事業やAI診療支援の取り組みとも親和性が高く、現場の運用に接続した学習設計がどこまで広がるかが焦点になりそうです。

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