フラクタルワークアウト株式会社(東京都渋谷区、代表取締役・高瀬雅弘)は、企業が保有する健康診断データから赤血球(RBC)やヘモグロビン(Hb)が低めな傾向のある従業員・組織を把握し、管理栄養士と保健師が連携して支援する「貧血対策専門職連携プログラム」の提供を始めました。健診データを施策に落とし込む際の運用設計まで含め、職場で継続しやすい形に整理する点が柱です。

同社は、健康経営の施策が制度対応や単発の情報提供に留まり、時間の経過とともに現場の行動につながりにくいことや、担当者負荷が増えやすいことを課題として挙げます。特にRBC/Hbの低値傾向は体質や生活背景で個人差が大きく、社内での伝え方次第で「本人への指摘や評価」と誤解される懸念があるため、医療的判断や個別指導に寄せず「体調理解を深める学び」として共通言語化する方針です。

プログラムでは、社内で使う言葉の整備、周知方法、参加導線、実施頻度、役割分担など「回し方」まで設計します。内容面は、管理栄養士が食習慣の整え方を、保健師が生活リズムや体調の捉え方を担当し、食と生活を分断せず一つの情報設計に統合します。進め方は、健診データで組織傾向を整理して優先順位と対象範囲を定義し、拠点差や勤務形態、繁忙期、出張、在宅勤務などを踏まえ実行可能な形に調整した上で、従業員向けの情報提供を行い、一定期間ごとにテーマを更新して継続運用につなげるとしています。今後は、企業側の運用実態に合わせた更新サイクルの定着が、プログラムの実効性を左右しそうです。

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