株式会社ルクレ(東京都港区)は2026年1月、影山輝彰氏が社外取締役に就任しました。狙いは経営体制の強化と事業成長で、建設分野のデジタル化や生産性向上に精通した人材を迎え入れます。
ルクレは建設現場などのデスクレスワーカー向けに、写真とテクノロジーを組み合わせた「記録DXプラットフォーム」を提供しています。主力の「蔵衛門」シリーズは施工管理の効率化領域で業界標準の地位を確立してきたとし、現場の記録業務を軸にDX支援を進めてきました。
影山氏は建設DXの施策立案や基準策定に携わった経験を持ち、BIM/CIM(建設情報を3次元モデルで扱う仕組み)やICT活用による生産性向上の知見があるといいます。同社はこうした実務・制度両面の経験を、サービス戦略の高度化やガバナンス・リスク管理の強化に生かす考えです。今後は建設業界の人手不足・高齢化を背景に、現場データの信頼性確保と業務効率化の需要が続く中、同社の「記録」を起点としたDX提案の拡大が焦点となります。
