santec LIS株式会社(愛知県小牧市)は、CPO(Co-Packaged Optics)やSilicon Photonics(シリコンフォトニクス)デバイスの特性評価向けに、高出力の波長可変光源「TSL-570 Type U」を開発しました。連続(CW)発振で1300~1320nmにおいて+25dBm(300mW)超の出力を実現し、受注開始日は2026年2月1日です。従来機比で3倍以上の高出力化をうたいます。CPOは光電融合で装置内の短距離伝送を担う一方、複数導波路へ光を分けるため挿入損失(光が部品を通る際に減る量)が大きく、評価時に高出力光源が求められていました。同社は光学設計と制御回路を最適化し、研究開発から量産評価までの用途を想定しています。出力面では+20dBm以上を維持したまま1270~1350nmの広い波長範囲をカバーする点も特長としています。クラウド、5G、動画配信に加え生成AIの普及でデータ通信需要が増える中、CPOおよび基盤となるSilicon Photonics市場の拡大を見据え、評価工程の効率化や測定余裕度(マージン)確保に活用が広がるかが焦点です。

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