三重県菰野町田光地区のため池「楠根溜(くすねため)」で2026年1月25日(日)9:00~11:00、伝統的な管理手法「池干し(いけほし)」を体験する参加型イベントが開かれます。参加は無料で、地域内外から募集します。池干しは池の水を抜き、底に溜まった泥を取り除くことで水質を改善し、農業用水としての機能を維持する方法です。三重県では「どうぬき」とも呼ばれ、作業を通じて水辺環境の再生を図ります。会場の楠根溜は2010年に「全国ため池百選」に選ばれた池で、周辺には天然記念物のシデコブシや、タナゴ類のアブラボテなどが確認されています。当日は泥の除去に加え、池にすむ生き物を一時的に捕獲・保護し、作業後に戻す工程も行う予定です。低学年の子どもは保護者同伴が必要で、たも網やバケツ、汚れてもよい服装などの準備を呼びかけています。担い手不足が課題となりやすいため池管理を、体験を通じて支える機会となり、継続的な保全活動の広がりが注目されます。
