エーピーコミュニケーションズ(東京都千代田区)は、ネットワークテスト自動化ツール「NEEDLEWORK」の最新版Ver.19の提供を始め、セッションテスト上限を従来の50万から1,000万に拡張しました。10Gbps NIC環境でのスループット検証にも対応し、実測8.3Gbpsを確認したとしています。

データセンター利用拡大で数百万〜数千万規模のセッションや10Gbps級通信を前提とした構成が増える一方、既存ツールでは実環境の再現が難しい、専用機が必要で高コストになりやすい点が課題でした。Ver.19はソフトウェア運用のまま高負荷試験を行えることを狙います。

機能面では、送信元IPアドレスを最大3つまで指定でき、複雑な通信パターンを再現しやすくしました。クライアント/エージェント分離方式でテスト構成の柔軟性も高めています。スループットではUDP/TCPに加え、2台PC間で行える「スループットテスト(リモート)」を追加し、上り下り双方に対応します。安定性面ではNpcapを1.82から1.84へ更新し、VLANタグ付きARPに関連する停止不具合も修正しました。

同社は導入効果として、手作業で150時間かかっていた1,400ポリシーのテストが数秒で完了した例(同社調べ)を挙げます。今後は機能強化と対応環境拡大、操作性向上を進め、大手SIerだけでなく企業の情報システム部門や個人エンジニアにも使いやすい検証環境を目指すとしています。

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