群馬県前橋市の1日1組限定グランピング施設「THE W Relax Garden Resort」を運営する蒼穹株式会社は、滞在中に提供する貸切薪サウナについて、独自の安全設計基準を策定し施設全体で統一運用を始めました。管理者が常駐しない貸切・個室型サウナの普及を背景に、「命を守る設計」を軸に対策を体系化したとしています。基準の柱は、換気と警報、退出性、緊急通報、点検の5点です。サウナ室には横約1.5m×高さ約1.5mの大型可動窓と、直径約15cmの換気口2カ所を設け、自然な空気循環で空気環境の安定を狙います。加えて一酸化炭素(CO)警報器を設置し、濃度上昇時は「窓を開けてください」と音声アラームで行動を促します。ドアはドアノブなしの押し出し式・外開きで、子どもでも退避しやすい構造にしました。緊急時は施設内ボタンからALSOKへ自動通報し、24時間常駐拠点から1分で駆け付け可能な体制だといいます。運用面ではCO警報機の作動確認を毎日行い記録を保管します。今後は、貸切施設の拡大に伴い、設計と運用を一体で示す安全基準の開示が利用者の判断材料として重みを増しそうです。

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