長野県諏訪市の温泉宿「上諏訪温泉しんゆ」が、諏訪湖の自然現象「御神渡り(おみわたり)」の出現を願う宿泊プランを始めました。利用は1日5組限定で、宿泊者全組に限定フォトフレームカードと記念写真を渡します。さらに当日の気温が氷点下5℃以下の場合、大人1人につき館内利用券500円分を追加します。御神渡りは、全面結氷した湖面の氷が割れてせり上がり、道のように隆起する現象で、縁起物として知られます。一方、近年は発生が確認されない年が続き、同館によると7年連続で「明けの海」だといいます。館内では2月末までラウンジを雪景色風に演出し、1〜3月の平日(月〜木)に、かりんを使った温かいウエルカムドリンクも用意します。改修工事中でも宿泊・入浴は通常通りで、期間中は割安な販売プランも設けます。寒さが鍵となる今冬、体験価値と地域の話題づくりの両面で動向が注目されます。
