浅間山麓のキャンプフィールド「北軽井沢スウィートグラス」(群馬県長野原町)が、優れた日本の旅先を世界へ発信する「ジャパントラベルアワード」の特別賞(ファミリー部門)を受賞しました。発表は2026年1月16日で、コテージ・キャビン全50棟に薪ストーブを備える滞在設計などが評価対象とされています。

同施設は標高1,100mに位置し、開業から約30年にわたり、キャンプを「家族の関係性を再生する場」として位置づけてきたと説明しています。利便性よりも火のある暮らしなど「不自由さを楽しむ」体験を軸に、多世代交流につながる空間づくりを進めてきた点が特徴です。

取り組みとして、薪代を宿泊費に含めた運用や、自社管理山林の保全で生じた木材を薪に活用する循環モデルを掲げます。ツリーハウスビルダー稲垣豊氏による地上15m超のツリーハウス「ノッポ」など独創的な建築群の整備、子ども向けイベント「森の小人 コロモック」探索や「おしぎっぱ隊」など自然学習型プログラムも展開しているといいます。

運営する有限会社きたもっくは、清掃・メンテナンスの積み重ねによる安全性も受賞を支えた要素に挙げます。今後はアウトドアレジャーにとどまらず、自然体験を通じて新たな価値を生む「フィールドビジネス」として国内外への発信を強める方針です。

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