暗号資産市場でビットコイン(BTC)が96,000ドルを突破し、24時間で4%超上昇しました。ビットトレードが2026年1月14日時点のマーケット分析として示したもので、60日移動平均線(過去約2カ月の平均値を結ぶ指標)を上抜け、11月17日以来の高値更新だとしています。イーサリアム(ETH)も3,300ドルを回復し、24時間で7%超上昇し、小型アルトコインやミームコインにも買いが広がりました。中でも匿名性の高いモネロ(XMR)は7日間で約50%上昇し、過去最高値となる690ドル超を記録しました。背景として同社は、KYC/AML(本人確認・資金洗浄対策)の厳格化やCBDC、AI追跡など「デジタル監視」の進展が意識され、リング署名やステルスアドレスで追跡が難しいXMRが金融プライバシーのヘッジとして選好され得ると整理しています。一方、機関化の材料も続き、韓国では上場企業などが自己資本の最大5%を条件に投資可能となる見通しで、英国は2026年9月からより厳格なライセンス制度の申請窓口を開く予定です。米国ではNasdaqとCMEが暗号資産インデックスを再導入し、BitGoはIPOで約2億ドル調達を見込むとされます。今後は米12月CPIが2.7%に落ち着いた点を追い風に中長期の強気見通しが示される一方、短期は急騰後の過熱と96,000ドルを明確に上抜けられるかが焦点になります。
