ABEMAの報道番組『ABEMA Prime』は1月15日に生放送で「顔採用って今もあるの!?ルッキズム時代に考える」を特集し、外見で採用判断が行われる実態と是非を議論しました。ゲストには採用担当を5年間経験し、2社で顔採用を実践したと語る人物も出演し、番組は放送後から無料で見逃し配信されています。スタジオでは、見た目が与える印象は現実に作用するのか、評価基準の公平性や無意識の偏り(バイアス)をどう扱うべきかが論点になりました。りんたろー。さんは、写真を受け取らない企業姿勢に触れつつも、働き始めれば印象は影響し得ると指摘し、人が外見で瞬時に判断する本能を「なかったこと」にして沈黙する空気への違和感を述べました。兼近大樹さんは、外見が評価される風潮がある中で存在自体を否定しにくいとし、学歴やIQなど他基準も批判対象になり得るとして「顔だけがダメ」と一律に扱うことに疑問を示しつつ、「顔だけで判断する会社には入りたくない」と明言しました。アレン様は飲食・販売の現場経験から外見で選んだことはないと述べ、取引先が「可愛い人がいる会社だから選ぶ」例は少ないとして顔採用の貢献度に疑問を呈し、採用担当の属性を老若男女でバランスよく配置して好みの混入を抑える案も提起しました。今後は、外見要素を排除するだけでなく、評価項目の透明化や採用体制の多様化など、運用面の設計が議論の焦点になりそうです。
