一般社団法人企業価値調査機構(東京都中央区)は、民間発の企業認証制度「成長環境提供企業認証2026」の企業審査を2026年1月から開始します。評価対象は労働環境で、人材が成長できる環境や取り組みを審査し、認定後は専用サイトで企業紹介を行うほか、認証ロゴと認定証を付与します。審査では、従業員へのヒアリングにより1on1(上司と部下の定期面談)の実施環境を確認し、頻度は6か月に1回以上を要件とします。加えて、評価制度や労働環境に関する20項目への回答状況も基準とし、回答率80%以上を求めます。人的資本経営やリスキリング(学び直し)への関心が高まる中、同制度は「成長できる職場」を満たす企業を可視化する狙いで、企業側には採用・定着や育成施策の整備を後押しする効果が見込まれます。今後は、認定企業の増加に伴い、制度の認知拡大と評価項目の運用がどこまで実態に即して定着するかが焦点になりそうです。

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