イグニション・ポイント ベンチャーパートナーズ(IGPVP)は2026年1月19日、東邦ガスと共同運営するCVCファンド「シン・インフラ ファンド by TOHO GAS」(運営規模50億円)を通じ、感情推定プラットフォーム「LaCause(ラクーズ)」を提供するOlive(名古屋市)へ出資しました。出資額は公表していません。
LaCauseはスマホやPCなどの汎用カメラ映像から、心拍・体動・呼吸といった生体データを取得し、AIと独自アルゴリズムで解析して感情や心理状態をリアルタイムに可視化します。表情解析に依存しないため、意図的な表情づくりの影響を受けにくい点が特徴で、集中度、覚醒度、ストレスレベルなどを数値化できるとしています。
活用領域は、教育での学習状態把握と個別最適化支援、企業のメンタルヘルスやエルダリーケア、エンタメのコンテンツ評価、店舗・EC、観光などを想定します。CVC側は、ウェアラブル不要で導入しやすい点やグローバル展開を見据えた組織能力、「感情の可視化」が次世代インフラになり得る点を評価したと説明しました。今後は東邦ガスとの連携を通じ、実社会での検証と適用領域の拡大が焦点になりそうです。
