ULIFEは2026年1月19日、千葉工業大学の松崎元教授(博士〈工学〉)との共同研究をもとに開発した高級寝具ブランド「DE・MON(デーモン)」を日本で展開し、公式サイトなどでマットレスの先行販売を始めます。先行対象は厚さ10cmの3つ折りモデルで、価格は税込でシングル定価54,800円(セール34,800円)、セミダブル定価59,800円(同39,800円)、ダブル定価64,800円(同44,800円)です。サイズはシングル、セミダブル、ダブルを用意します。

同社は「十分な睡眠時間を確保しても起床時に疲れが残る」要因の一つとして、無意識の寝返りをマットレスが妨げる点に着目しました。従来は柔らかさを上げると支持力が不足し、硬くすると圧迫感が増えるという両立の難しさが課題とされます。そこで、素材の単純な積層ではなく、身体の動きに合理的に応答する“力学的構造”で解決する方針を採り、独自構造「くの字カット」を開発したとしています。

技術面では、寝返りなどの微細な動きに反応して動作を支えやすくする「くの字カット」に加え、CNC(コンピュータ数値制御)による精密カットで層ごとに役割を分ける「分層機能設計」を採用します。高反発・高通気の設計で沈み込み過多や湿気のこもりを抑える狙いがあり、竹炭配合ウレタンによる消臭効果も掲げます。安全性では、カバー生地が「エコテックス®スタンダード100」認証を取得しています。

ラインアップは3モデルで、先行販売するスタンダード(厚さ10cm)に加え、1月末以降にPRO(厚さ14cm)とPremium(厚さ21cm)を順次投入予定です。PROは低反発ウレタンの緩衝層を加えて寝返り時の振動低減と睡眠の連続性向上をねらい、Premiumは支持力とフィット感の両立を訴求します。今後は、上位モデルの発売と販路拡大を通じ、寝返りしやすさを軸にした高価格帯寝具市場での認知獲得が焦点になりそうです。

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