一般社団法人痴漢抑止活動センター(大阪市城東区関目、代表理事・松永弥生)は2026年1月19日、公共交通機関での痴漢犯罪抑止を目的とした「痴漢抑止バッジ」5種類の無償配布を始めました。バッジは直径57ミリで、安全ピンとクリップの併用仕様です。第11回「痴漢抑止バッジデザインコンテスト」の受賞作品5点を新たに製品化しました。
取り組みの背景として同センターは、当時16歳の女子高校生が痴漢被害の経験から「痴漢は犯罪です。私は泣き寝入りしません!」と書いたカードを身につけた後、被害に遭っていないとされる事例を挙げています。デザインを広げるため学生から作品を募り、第11回は148校から1014作品が集まり、大学生の一次審査、中高生の二次審査、展示とWEB投票を含む最終審査で受賞5作品を選定しました。
同センターはバッジを、痴漢被害を生まないだけでなく、加害者を生まないことや、痴漢冤罪被害も起きないことを目指す「抑止のための可視化ツール」と位置づけています。最優秀賞は「痴漢、見てるよ。」で、周囲の目による抑止を意図したデザインだとしています。今後は希望者への配布を通じ、公共交通の現場で抑止効果の浸透が進むかが焦点になります。
