東海電子は2026年1月19日、アルコール依存症の専門治療を行う医療機関でアルコール検知器「ALC-MobileⅢ」を活用した事例をまとめたユーザーレポートを公開しました。取材先は医療法人優なぎ会 雁の巣病院(福岡市)で、飲酒運転対策を「取り締まり・罰則」中心から「治療・回復支援」「再発予防」へ広げる可能性を医療の視点で示しています。レポートでは、検知器を飲酒の「監視」ではなく、患者が数値で状態を客観視し、医療者と対話するためのツールとして位置づけました。検知結果をもとに行動や体調の変化に気づき、再飲酒のリスクを下げる狙いがあるといいます。またアルコールインターロック(呼気のアルコール反応があると車両の始動を抑止する装置)については、運転抑止にとどまらず、再飲酒・再発を防ぐ「環境づくり」になり得るとの見解を紹介しました。依存症という病的側面が背景にあるケースでは、技術を安全対策と治療支援の両面で活用する議論が今後進むかが焦点になりそうです。【関連情報】
問い合わせ先:東海電子 IL推進事業部 info@tokai-denshi.co.jp

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