株式会社深水社(東京都中央区)は、出版レーベル「漱文庫」から、坂口安吾の未書籍化・全集未収録短篇『盗まれた一萬円』を初めて書籍化し、書泉オンライン限定で100冊の予約販売を始めます。予約期間は2025年12月26日~2026年1月25日、価格は5,995円です。『盗まれた一萬円』は安吾26歳頃の“探偵小説”と位置づけられ、2022年に発見された作品といいます。書籍は2025年10月20日発行で、四六判上製本136ページ、ISBNは978-4-911556-00-9。解説は実践女子大学教授の大原祐治氏が担当します。収録は同作のほか『ふるさとに寄する讃歌』『黒谷村』『逃げたい心』の計4篇です。深水社は文豪の未収録作品の調査・保存・データ化を行う「漱アーカイブ」を運営し、研究者や自治体、文学館と連携して書籍化を進めています。没後70年の2025年、生誕120年を迎える2026年に向け、関連企画の広がりが注目されます。
