20~29歳の正社員の71.9%が、尊敬する上司が退職すると「仕事へのモチベーションが下がる」と回答した。転職を考えるきっかけになるとの回答も37.0%に上った。ジェイックが同社の就職支援サービス利用者146人を対象に、2025年9月30日~12月10日にWebで調査した。
尊敬できる上司の特徴は複数回答で「誠実で人柄が良い」72.6%が最多で、「部下をよく見てくれる」68.5%、「コミュニケーションが取りやすい」67.8%が続いた。一方、「成果を出している」は49.3%で、人柄や日常的な関わりが重視される傾向が出た。
上司退職時のモチベーションは「とても下がる」28.1%、「やや下がる」43.8%で、合算が71.9%だった。退職が働き方に与える影響では「他の上司や同僚との関係を深めようと思う」30.1%や「モチベーションは下がるが会社に残る」30.1%もあり、反応は一様ではない。自由記述では、頼れる人がいなくなる不安や残業増、業務配分の変化などが挙がった。
同社は、若手の意欲が上司個人に依存しすぎないよう、組織として対話や信頼関係の築き方を学ぶ機会を整える重要性を示した。今後は、管理職育成や引き継ぎ体制の整備が、離職抑制の鍵になる可能性がある。
