山口県岩国市の総合警備会社CGSコーポレーションは、現場支援型AI「AI高ちゃん」を導入した。スマートフォンなどからLINE WORKS上で相談でき、現場判断や営業、拠点運営、人材育成を支援する。学習データには同社の警備ノウハウ46年分や安全設計マニュアルなどが含まれる。開発・提供は東京都新宿区のTHAで、導入日は2026年1月20日。背景には、少子高齢化による人材不足と業務の属人化があり、熟練者が若手へ直接教える時間が不足する「教育の空白」が事故リスクにつながり得る点を課題としている。AI高ちゃんは常務取締役の上川高太郎氏(現場経験28年)の実務判断を反映し、警備計画の人員配置や安全設計、提案書作成、面談・指導準備などに使う想定だ。CGSは2025年に理念浸透型AI「AI kiki社長」も導入しており、理念面と実務面をAIで補完する体制を進める。今後は知見共有の定着度や現場品質への効果が焦点となる。

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