全国の40〜50代男女300人を対象にしたウェルネスダイニングの調査で、「脂質異常症」をまったく知らない人が40.0%だったことが分かりました。言葉は知っていても内容を理解していない層を含めると、約8割が十分に理解していない可能性があるとしています。調査は2025年11月にインターネットで実施されました。

脂質摂取量については、「あまり意識していない」33.7%と「まったく意識していない」14.7%を合わせて48.3%にのぼり、約半数が日常的に意識していません。一方、脂質管理の工夫では「揚げ物や肉の脂身を控える」が65.8%で最多でした。

脂質を抑える食生活の難しさは「献立を考えるのが大変」40.0%が最も多く、「どのような食品を選べば良いか分からない」27.7%、「調理に手間と時間がかかる」26.5%が続き、知識不足と準備負担が障壁になっています。健康面で気になることは「体重・肥満」38.3%、「運動不足」35.0%、「疲れやすさ」33.3%に続き、「コレステロール・中性脂肪などの脂質」も32.0%でした。

同社の管理栄養士は、脂質制限では鶏むねやヒレなど部位選び、低脂肪乳製品の活用、原材料表示の確認、青魚の摂取増などを提案しています。今後は、献立作りの負担を減らす支援策や、脂質・コレステロール・塩分量に配慮した「脂質制限気配り宅配食」の需要拡大が注目されます。

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