キグナス石油は、森林由来のJ-クレジットを使った「カーボンオフセット燃料(軽油)」の実証販売を始め、2025年12月~2026年3月に三愛オブリ経由で三愛オブリLPG輸送(長崎県松浦市)のローリー運行向けに供給します。対象は同社が使用する軽油のうちキグナス供給分で、10%相当をオフセットし、約20t-CO2の削減を見込んでいます。J-クレジットは、省エネや再エネ、森林整備などで生まれたCO2削減・吸収量を国の制度で「クレジット化」したものです。今回使うのは、所在地に近い長崎県の公社林での森林経営活動により創出された森林由来クレジットで、取引金額が地域に還元される仕組みを通じ、環境貢献と地域活性化の両立を狙います。今後は、燃料油を使う工場や運送業などへの展開可否を含め、需要家の脱炭素ニーズを踏まえた事業化が焦点になりそうです。
